「自分自身の子供の父である女」
A woman the father of her own child.
本当の自分を求め、自分らしさについて、
あらためて自分の内面深く探求してゆきます。
内なる男性性と女性性の統合により、
生まれるものは何であるのか?
真実 の創造性にかかわるシンボルです。
胎内に孕むそれが一体何者なのかは、
この世に生まれはじめて姿を見ることができるもの。
そして成長した姿を見て、はじめて全貌がわかります。
産みの苦しみと育ての苦労、
そしてその苦しみとかなしみをはるかに超えるよろこび!
その全てを受け入れるさそりのたましいのうつわである女。
子供というのは自分自身の創造性、その母であり父である自分。
自己受精し自己増殖していく姿がここに描かれています。
受胎し月満ちるまで体内で育て、外界に生み出して、
その後にまた自分で育てていく、
育てるのも自分なら育てられる対象も自分自身。
矛盾を感じさせるようでいて、
これは実は自己の完成と統合をあらわすシンボルなのです。
コメント
コメントを投稿