みずがめ座18度
「仮面がはがされた男」 A man unmasked.
自分が隠しもっていた「秘密」を、身近な他者に暴露されるような体験をします。
あるいは、自ら自分の資産や個人情報を思い切りよく開放するひともいそうです。
自らによってか、他者によってか?
いずれにせよ、
いままでためにためてきたもの、
蓄積したものを手放すとき。解放のサイクル。
この解放のサイクルのリズムに乗るのです。
この流れに抵抗すると、強制的に剥ぎ取られることになる。
他者にむりやり奪われるような出来事に遭遇して、
喪失体験から失望を味わうことになってしまいそうです。
聡明なみずがめ座がその気になれば、
隠し通し持ち続けることができたはずの仮面の下の「秘密」です。
それが暴露されてしまうのは、自分自身が合意してそれを許しているから。
みずがめ座本来の自由を取り戻すプロセスとして、これが自然な流れであり、
解放の衝動ともいうべき「風」の本質によるものだから。
そして、
「暴露」の失意の後には清々しい開放感がやってきます。
仮面がはがされたあと、素顔に感じる風は涼しく心地良いことにすぐに気づくでしょう。
仮面は惑星でいうならば「太陽」といえそうです。
太陽は、なりたい自分。
自分はこういう人間だと誇ることができる。
そういうふうに周囲から見られたい理想の顔。
がんばって目指すところの理想の自分の姿。
外に向けた自分の顔です。
その「仮面」をはがされて、外に向けて素顔をさらす、
それはどういうことを意味するのか?
ゴシップによって、自分でも気づいていなかった、
自分自身の本当の望みに気づくのかもしれないし、
ありのままの自分の素晴らしさに気づく、ということかもしれません。
それは、もしかしたら、
それまでの仮面の自分よりも、ずっと清々しく気持ちのいい自分かもしれません。
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