スキップしてメイン コンテンツに移動

2014/11/16  さそり座24度 「一人の男の話を聴くために山から降りてきた群集」




さそり座24度

「一人の男の話を聴くために山から降りてきた群集」

Crowds coming down the mountain to listen to one man.


一人の男、イエスの知恵を求めて、山から下界降りてくる大勢の人々・・。
山の民が山から降りて里に溶け込むべく男の話を聴くとき、山から持ち込まれた未知の知恵が交換のように注ぎ込まれ、里の生活に組み込まれていく。それは奇跡的な変化ではない。外目 には大きな変化は無くとも水が土に浸透するように馴染んでいくのだ。それは内面から生活環境へ、そして社会環境へとひろがり、地に足のついた、大きな変化が始まっていく。使命感から新しい冒険へと試行錯誤していく。あたらしいチャレンジ。



山上の垂訓(マタイによる福音書

5.13 
あなたがたは地の塩である。
だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。
もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
5:14

あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。
5:15
また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。
むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。
5:16
そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、
そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、
天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。


この、「地の塩」「世の光」という言葉にわたしは強く惹き付けられました。地は地上、この現世の現実世界を意味し、塩は生命の維持に絶対に欠かせない要素として存在します。世の光は、人が人生の闇夜に求める道を照らす灯り、家路を照らす一筋の光なのだとわたしは思います。イエスは使徒に、そのような人間であれと言っている。そして山から降りたイエスと使徒を遠巻きに囲む人びとにも聞かせている・・・・。


サビアンシンボルに触れるようになって、わたしは今まで本当に興味のなかったイエス・キリストについて、聖書についておもしろいじゃないか!これはすごいんじゃないの?と、考えが180度変わっていきました。わたし自身は特定の宗教には関係しておらず、禅や古神道、というかアニミズムに近い自然信仰のような感覚をもっていますが、読み物としてもおもしろく大変示唆に富み、難解な部分も多いですが、聖書はとても興味深いものだと思うようになりました。



コメント

このブログの人気の投稿

2014/05/12  おうし座22度 「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」

2014/05/12  おうし座22度  「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」White dove over troubled waters.  白は鳩は嵐の闇に導きの光を灯す純粋さ。人々を導く天啓のひらめき。信じる心と聡明さ。 どんなに混乱した状況にあってもわたしは大丈夫、わたしは自分を忘れない自分の家を忘れない。

【アウトサイダーの人間占星術】①コリン・ウィルソン

チョー久しぶりに更新してみる。 ちょっと、鑑定疲れで息抜きに趣味のりーぢんぐなど、思いつきではじめてみてみてたりなんか。 おもしろそうだったら続くかも。 アウトサイダー(上) (中公文庫)   コリン・ウィルソン表紙の肖像がフォトジェニックです☆  まず、アウトサイダーは、社会の枠の外にいる人で、 ホロスコープで言うとみずがめ座、うお座、 ハウスでいうなら10ハウスをこえた、11ハウス12ハウスに属する生きもののこと。 11ハウス、宇宙人 12ハウス、妖怪、幽霊、仙人、聖人、犯罪者。 とはいえ、アウトサイダーもアウトローも、12サインのそれぞれにもれなく存在いたします。 おひつじ-衝動的犯行? おうし-所有欲が・・・。 ふたご-つい調子に乗っちゃって・・ かに-ファミリーのためならなんだってやるよ? しし-ギャンブルのない人生なんて・・。 おとめ-完璧主義がいきすぎて・・? てんびん-以外に多い腹黒てんびん・・? さそり-愛に殉ずるのです? いて-聖職者が性犯罪って案外あるよね・・? みずがめ-頭良すぎてオカシイひとが・・? うお-悪も善も突き詰めれば同じ・・みたいな。テキトーな感じですが、 ともかく12サインもれなく存在しますよ!ということで、よろしく。 革命家、変革者(みずがめ座-11ハウス)そして、聖職者、芸術家(うお座-12ハウス) アーチスト、芸術家なんかは、若干タイプの違いはあれど、 うえのふたつのどちらにも多く存在しますね。 また、しし座5ハウス的アウトサイダーということだと、 自己表現が突き抜けすぎて、創造性が爆発しちゃうんだろうか? 爆弾犯とか結構いますよね。 犯罪を犯すことは社会からの逸脱で、精神の昇華、精神の飛翔といえなくもない。 でもさ、犯罪者はアウトサイダーじゃなくアウトローといわれるわけ。 インサイダーに対抗するアウトサイダーでいたつもりが、 いつのまにか、法律の外までも飛翔してしまい、 アウトロー(無法者)になっていた・・・みたいな感じ。 ということは、出発点は似ている。 まあ、 そんなことで、最初はやはりこの方でしょう。 コリン・ウィルソン大先生です! astrodata

2014/05/22  ふたご座2度 「ひそかに靴下を満たすサンタクロース」

ふたご座2度 「ひそかに靴下を満たすサンタクロース」 Santa Claus filling stockings furtively. 眠りの中で満たされるからっぽの靴下は、まだけがれなきたましいのうつわ。 サンタクロースは蝋燭の灯る闇夜に良い子の夢のなかにあらわれる。あこがれと期待は希望の光。まだ見ぬ明日を夢見て眠る、穢れを知らぬ素朴な子供の純真さ。 無意識の夢の世界から持ち帰るひらめきがサンタクロースの贈り物。