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2014/10/31 さそり座8度 「湖面を横ぎって輝く月」



さそり座8度
「湖面を横ぎって輝く月」The moon shining across a lake.

水面に月が映るのを見るためには、静かに岸辺に立ち、
湖のさざなみが凪ぐまで待つしかありません。
人との関係や物事から距離をとり客観的に眺めています。
心の水面を静かに澄ませて、水の上にイメージがあらわれるのをじっと待つ。
待つことで引き寄せる。冷静で控えめな印象です。

7度で危険をかえりみず深海に挑んだダイバーは、
深味にはまり傷つき疲れ、水から上がり休息を求めます。
深い水底での体験の上に立つことで、人の心の波を見透かす。
透視能力。
:::::::

ひとには無意識的なひととのかかわり方の癖というのがあります。
湖面の水は人の感情をあらわしている。
太陽の光を浴びて静かに輝く月は内面の光なのです。
太陽のように放射し、押し出す力で相手の中に入り込むのではなく、
月は静かに引きこもり、内側に入り込むことで自分の内側に相手を引き込む。


月がそっと湖面を横切る、
目の端にちらりと映る月の影
その静かだけれど動かしがたい存在感は、
押し付けられる陽気さよりも案外ひとのこころにするりと入り込み、
深く濃く長く影響をおよぼすもの。

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