てんびん座27度
「頭上を飛んでいる飛行機」
An airplane hovering overhead.
晴れた空をゆく飛行機を頭上に見る。個人を越えた高みにある何か、意識の高見を感じる時。
飛行機から地上を見る感覚と、地上から飛行機を見る感覚では距離感と広がりにおおきな違いが出来てしまいます。下からの視線は広い空を飛ぶ飛行機に焦点が注がれ、飛行機からは俯瞰図のひろがりすぎた視野のおおきな広がりある。
大きな視点から全体像を把握しようとすると、日常の些細な出来事や個人的な事情には神経が回らなくなります。些細なことにこだわらず大局を見る姿勢は知的なおおらかさですが、身近な人にしたらば、わたしにもっと注目してほしい!かまってほしい1という願望が生うもとになり、冷たい人との印象を与えるでしょう。
スピ系では高い意識とか高次元という言葉をよく見かけますが、高次元というとき自動的に反対側に低次元という発想が生まれます。自分の意識を高めておかねばという考えは、だれか他の人が低次元を担当してくれるという無意識の投影が起きているので、どこからか抵抗勢力のような反発が起きて攻撃を受けることがよくあります。あなたという飛行機を撃ち落として自分のものにしようというひとが現れるのです。そのときはどうしたらいいでしょう?そのときはどうもしないことでしょう。わたしにはわかりませんが、問題はない、解決する必要はないと知ることが、解決なのかもしれません。
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