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2014/08/13 しし座21度 「中毒した鶏」




しし座21度 

サビアンシンボル「中毒した鶏」Chickens intoxicated.


野性を捨てさり、とうの昔に飛ぶことを忘れたはずのにわとりが、いままさに飛ぼうとしてます。
なにがなんでもあそこに行こう!と高い木の梢を目指してジャンプする。にわとりの野性を呼び覚ましたのはなんだったのか?それは本人さえもわからぬままに湧いてくる無意識の衝動。成熟を迎えつつある21度のエネルギーの横溢が、根拠なくあふれだすいまこの瞬間。

イカれてる!だれもが鶏を指差しそう言うでしょう。

状況分析も事前の準備もなんの計算もないままはじめる冒険は、失敗に終わる事も多いけれど、鶏にとってはドラマチックな精神の跳躍がありさえすれば、それだけでよいのかもしれません。
パワーと集中力で現状を突破していく。

やたらに羽をばたつかせてフラフラと飛ぶ姿は、ドラッグによる変性意識体験の酩酊した様子を想像させます。神秘体験へのあこがれ、シャーマニズムへの傾倒などは、人間性の成熟度や熟達した瞑想の実践家の指導でもない限り危険が伴うか、飛ぶ前に堕ちるような失敗に終わりみじめな結果になることもある。

松村先生は、体脱度数、モンロー研度数と言っていました。土と水の身体を地上に置き去りにして、外に飛び出す火の精神を風が空に上昇させる。そんなニュアンスだったと思います。




ジョンCリリー博士の来日記念の特番を見つけたんですが、面白かったです!リリーさん細野晴臣さんや植島さん、60年代のカウンターカルチャーの流れを最先端でリアルに感じて生きたひとたちの言葉って、今だからこそ価値があるという気がします。

対談21世紀 TRANQUILITY イルカ・人・コミュニケーション(1/2)




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