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6月, 2014の投稿を表示しています

2014/06/29 かに座8度 「服を着てパレードするウサギたち」

かに座8度 「服を着てパレードするウサギたち」 Rabbits dressed in clothes and on parade. 7度の妖精がウサギに変わり、人間の服をきて人間のまねをしてパレードに並びます。うさぎは好奇心旺盛だけど臆病です。いたずら好きでお調子者なのに慎重派。うさぎは夜の住人で、弱いけれど強い生命力をもっている。 妖精もウサギも自然界の住人ですが、妖精を型にはめることはできません。ここはうさぎが自分の理想の誰かを真似て、その気になって背伸びして頑張るうちに、理想の自分に近づいてゆく・・・そんなモデリング度数。遊びたい!楽しみたい!という本能を理性で抑えて自らを型にはめる、調教とかしつけの意味もありそうですが、押し付けられたものというようりも、夢見る気持と憧れの強さが自らを駆り立てる、そんな衝動によるところが大きいかも。

2014/06/28 蟹座7度「月明かりの夜の二人の妖精」

かに座7度 「月明かりの夜の二人の妖精」Two fairies on a moonlit night. 自然界に棲む妖精は、何時の世も成長過程の子供の友達です。そして、妖精は忙しい大人の目には見えません。いつだって子供の方が大人より自然の摂理に従って生きているのです。でも大人になっても妖精と遊んだ子供時代を覚えているひともいます。そのひとは密かにこころの中に幼なじみの妖精をすまわせている。そして、子供のような好奇心にわくわくする気持ちを周囲の人々にも呼び覚ます役周りを演じます。好奇心と遊び心、それを現実からの逃避だと批判する人がいたら、大人の意識と子供の心の間で揺れるその人自身を投影してのことかもしれません。夜の闇を明るく照らす月の明かりは昼間は大人の顔で隠している子供らしさ、遊びの心をあらわに浮き彫りにします。

2014-06-27(19:08新月) かに座6度「巣を作る猟鳥」

かに座6度 サビアンシンボル「巣を作る猟鳥」 Game birds feathering their nests. おもいのまま空を飛ぶ、鳥としての自由を捨てて、親鳥は雛を守り育てるための巣を作り整える。そんな親鳥のように、わたしたちも自分の本来の能力を脇に置き、誰かや何かのために力を尽くす時期が一生のうちに何度か遭遇します。ひとには自分が属する集団や、家族や、仲間のために、自分の自由を投げ出して自分が必要とされる働きをする、そんな時期があるものです。そのために、主体性や積極性といった勢いは損なわれるかもしれませんが、まさにそのことにより、他者を支える母性的な受容性、ムードメイカーとしてひとをまとめる能力が強化されるのです。

2014/06/26  かに座5度 「列車に破壊された自動車」

かに座5度 「列車に破壊された自動車」An automobile wrecked by a train. 個人のテーマが失われ、より大きな流れのなかに巻き込まれてゆく。そのための修正と調整。 思いがけないキッカケで人生のシフトチェンジが起きてくるときです。 たくさんのひとを乗せた大きく頑丈な列車と、個人の乗った自動車が衝突すると、自動車も人も傷つき破壊されます。現実的に見たときこの体験は大きな打撃と見るほかはなく、失敗や挫折として誰の目にも映ることでしょう。 しかし、この危機は大きなチャンスでもある。破壊された断片を集め、修正と調整を重ね、次の機会に備えるのです。

2014-06-25  かに座4度 「ネズミと議論するネコ」

かに座4度 「ネズミと議論するネコ」A cat arguing with a mouse. 猫とねずみが互いの視点をいれかえて、ひっくり返しが起きるとき、世界は大き変わってしまう。 小さなネズミを相手に大きな猫が、身体をまるめて弱気になって、ネズミの理屈にタジタジとなる。ネズミに痛いところを突かれた瞬間に自我が揺らいで、意識と無意識の境界のガードがゆるむ。そのとき、いままでみたことがなかった世界に、猫は足を踏み入れる。強気で闊歩しているときには気づけなかった世界に気づく。ねことねずみが入れ替わる。大と小が入れ替わり大が小になり融合する。蟹座の集団性に深くコミットしていく段階です。集団に溶け込むことで新たな気付きとチャンスを得る。 説得交渉の末猫と友好条約を結んだやり手のネズミ(アイルランド)

2014/06/24  かに座3度 「毛深い鹿を先導する毛皮に包まれた男」

かに座3度 「毛深い鹿を先導する毛皮に包まれた男」  A man bundled up in fur leading a shaggy deer. 迷ったら直感に従い場の空気を読み取ってその場に合わせてみる。迷ったときは小さな自分の頭を使って策を弄さず、自然の流れに任せて乗ってみる。自分自身の素直な感情したがうことで、正しい方向に導かれていくということがあります。自分を今日まで育み支えてきたバックグラウンド、ルーツからの導きの声、その密かなささやきに耳をすませてみましょう。その小さき声は、本能と呼ぶこともできそうです。そして本能に至る道は感情にあります。

2014/06/23 かに座2度 「広く平らな場所の上に吊るされた男」

かに座2度 「広く平らな場所の上に吊るされた男」 A man suspended over a vast level place. 新たな視点で発想の転換をはかる。 広い場所につるされるとは、高い場所から下を見る視点を得るということであり、同時に身体が自分の自由にならないことを意味します。高い視点と広い視野を持ちながら、自由に動かせるのは眼球と、そして、拘束を受けない開放されている耳だけ。見ること、聞くこと、それらを取り込んで考えること、内的活動に忙しい。視野が広すぎてどこか一つのところに集中することができにくいかもしれません。自分自身の考えは持ちにくいので、環境に流されやすいかもしれません。 しかし、広い視野から豊かな可能性を見つけ出す力を持っています。

2014/06/21  かに座1度 「船に啓示される巻かれひろげられる旗」

かに座1度 「船に啓示される巻かれひろげられる旗」 A furled and unfurled flag displayed from a vessel. その旗のもと船に乗り合わせた者はみな同じ方向に進みます。 掲げられた旗はファミリーの象徴であり、行き交う他の船に対して、 私達はどこに所属する者であるのかと表明する役目を果たすもの。 生命の母、果て無き深き無意識の海の上を、 われら共におなじ目的をもち約束の地に赴かんと航路をゆくものである。

2014/06/20 ふたご座30度 「海水浴をする美女達」

ふたご座30度 「海水浴をする美女達」 無意識に、ヒロインはあたし!目立ちたい、注目されたいと望み、その願望が自らに変化を引き寄せます。持てる才能と能力をひけらかし、使い切り、切り多くの人にアピールしていきます。マニア受けするものではなくて、たくさんのひとに向け訴えるアピール力で、人々の共感を集めます。しかし、共感をあつめ人気者になるということは、孤独になるということでもありますが・・・。にぎやかで楽しいこと、刺激を求めて、その中心にたちます。

2014/06/19 ふたご座29度 「春の最初の百舌鳥(もず)」

ふたご座29度 「春の最初の百舌鳥(もず)」The first mockingbird of spring. 春、恋する百舌鳥はおしゃべりになる。雄鳥は、ごちそうと求愛ダンスで愛をあらわし、いろんな鳥の声まねで雌鳥への熱い気持ちを語り歌う。恋に落ちた百舌鳥のようにいち早く春の到来を感じ取り、人生の春を謳歌する。見えない空気を敏感にキャッチして、ノリの良さと独特の勘の良さで、多くの人の気持ちに訴えアピールする。双子座から蟹座へと移行の調整で、自分のやりたいことと人から望まれることのはざまで揺れるかもしれません。しかし、本人の気持ちにかかわりなく、相手の期待に応えることが身についている、生来の人気者です。

2014/06/18ふたご座28度 「破産宣告された男

ふたご座28度 「破産宣告された男」A man declared bankrupt. 破産宣告!まあなんということでしょう!破産なんて・・・と、深刻になりませんように。 破産するとどうなるでしょう?!と、あれこれグルグル頭で考えシュミレーションしている時が一番苦しいものなんです。破産してしまえば受け入れるしかなく、案外すっきりさっぱりしたものだったりします。破産すると打算的なうわべのつきあいの人間関係は一掃されます。本当の関係だけが残っていきます。何にでも物事には両面あり、ネガチブなことにはすばらしい面がくっついてくるものです。その不安が大きいほど、その恐れが深いほど、それを認めて受け入れ、自分の内に統合したときの達成感と安堵感は、比べるものがないほど大きな自分の中のエネルギーになります。 もとより現実的な貸し借りは破産した時点でチャラです。借金を踏み倒しましょうという話ではありません。あなたはいつでもしがらみからのがれて新しい人生をはじめるのです。人生はいつでもやり直すことができます。あなたが望むならいつでも何度でも。

2014/06/17 ふたご座27度 「森の中から出てくるジプシー」

ふたご座27度 「森の中から出てくるジプシー」  A gypsy coming out of the forest. 森から外に出て広い場所で、よりおおきな世界で自分の力を試したくなります。チャレンジ精神で新しい環境に飛び出す。今まで培った力を発揮するために、住み慣れた森、自分を守ってくれた森と、その仲間たちと別れて、自分の力だけをたよりに生きたいという願いが強くなります。安定をもとめず、環境に依存することなく、自分の力を頼りに新天地へとはばたく。新しい可能性を求めて冒険の旅に出ます。

2014/06/16 ふたご座26度 「森の中の冬霜」

ふたご座26度 「森の中の冬霜」 Winter frost in the woods. 優先順位をつけて減らして最後に残ったものに価値を見いだします。増やすことに飽き飽きし極限まで必要を減らしていくことを重視します。孤立、別離、喪失、逆境のなかにあってこそ見えてくるものがある。あえて孤立を選び逆境に身をおくことで、とらわれから解放され、物事の本質に迫ります。そして過酷な逆境からやがて大きくジャンプするのです。 深みを感じるところはいわゆる双子座らしさの少ない度数かもしれません。

2014/06/15 ふたご座25度 「パームの枝を刈る男」

2014/06/15 ふたご座25度 「パームの枝を刈る男」A man trimming palms. 計画性を持って合理的に物事をすすめていく。 成長を邪魔する余分な枝葉をばしばし切り落とし形を整える。刈り込むことで身軽になる。方向性をつける。無駄をそぎ落おとし洗練させていく。適宜に軌道修正を加えながら、より自分にふさわしい生き方を求めつつ目的地にむかって進みます。

2014/06/14  ふたご座24度 「氷の上でスケートをする子供」

ふたご座24度 「氷の上でスケートをする子供」  Children skating on ice. 冬の凍った池でスケートする子供たち。子供はなんでも遊びにしてしまう、楽しむことの天才です。 子供のような柔軟な感受性で変化に対応し、不利な状況に遭遇しても、くじけずその環境を利用して、現状を楽しんでしまう。逆転の発想と創造性。 すべて準備が整った恵まれた環境で何かをやるよりも、ハンデの中で頭を使い工夫してやりとげることの達成感をよろこびます。制限された枠の中で最大限に実力を発揮して、思い切り遊ぶこと。その達成感は自分自身という限界を超えることの喜び。ハンデこそが最高の楽しい遊びを創造します。

2014/06/13 ふたご座23度 「木の高いところにある巣の中の三羽の雛」

2014/06/13 ふたご座23度 「木の高いところにある巣の中の三羽の雛」    Three fledglings in a nest high in a tree. 天と地を繋ぐ高い木の上で、生まれたばかりの雛鳥が大切に守られている。このときに、雛鳥が巣から見る光景はいつまでも消えることはないことでしょう。自分をめがけ親鳥が餌を運び帰ってくる姿。親鳥が外的から身を挺して闘い自分を守ってくれる姿。 ものごとの中から一番大切なものをよりわけて、それを大事に育てていく過程に入ります。 雛鳥は大切に守られるべきうまれたばかりの命、成長過程にある新しい可能性。それは未来を意味する新しい息吹。親鳥はひな鳥を危険から遠ざけるため、邪魔の入らない高い木の上の巣で、大切に守り育てます。親鳥に守られて、雛はこれから大きく成長していくでしょう。そしていずれ自分の新しい世界を目指して、大空に向かってはばたいてゆくでしょう。

2014/06/12 ふたご座22度 「田舎踊り」

2014/06/12 ふたご座22度 「田舎踊り」 A barn dance. 収穫祭の踊りは賑やかに、老若男女がいりみだれ、リズムに合わせ輪になって踊る。 21度でがんがんテンションあげ過ぎて疲れたのでしょうか、つぎの22度は受け身に回ります。 田舎でのんびり、などと思ってみたものの、実は田舎は季節ごとの行事がいそがしいのです。のんびりしようと思ったけれど、ところがどっこいだらだらなんかさせてはもらえない。のんびりとした田園風景の中で、収穫祭りはにぎやかに忙しく。みんなそれぞれ自分の気に入った踊り方で踊っている。各自が自分の気に入った踊りを踊ることは自由です。

2014/06/11 ふたご座21度 「労働者のデモ」

ふたご座21度 「労働者のデモ」 A labor demonstration. テンション高く限界まで個人の能力を試していきます。 労働者のデモ隊が大きな通りをうめつくす。集団となったひととびとの感情のうねりは、大きなエネルギーとなって波打ち、見えない力で人々の間に浸透し社会に影響を与える。個人としての幸福を求める労働者は、自分自身の抱える不遇感を社会に表明する。まるで平穏な水の上に石を投じて波を立てるように。ストレス過多になり神経が疲労する結 果を招きがち。その忙しさの中で充実感を味わいます。

2014/06/10 ふたご座20度  「カフェテリア」

2014/06/10 ふたご座20度  「カフェテリア」 A cafeteria. ようこそいらっしゃいませ。ご注文はんなんでしょう、ガラス張りの現代的な当カフェは、お客様のんなご注文にもお応えいたします。とはいえ得意分野は知的な分野に偏ります。おもに知性と情報戦略においてその道のことでならなんなりと、はばひろくお答えすることができます。風の元素で、掘り下げ深めることよりも、広く浅く知ることに能力を発揮します。専門性より浅くひろくたくさんを知ることで、具体的に応用し実用化していていくことが得意なのです。

2014/06/09 ふたご座19度  「大きな古典書物」

ふたご座19度  「大きな古典書物」A large archaic volume. 自問自答の末に、一時のはやりすたりに左右されない文化の根源に立ち返る。他者や環境からの影響にゆれうごく自分自身を自覚し、根源から時を経ても変わらない知恵をすくいあげたいと願う。世の中のすべての物事の根っこの部分に感心を持ちます。 図書館の奥にしまわれた歴史的な古い書物が、求める者に対して真理を指し示す。古代の知恵の大きな古典書物は、日常の枠を超える知恵を教える。 もう死んでしまった人の書いたものは、特別力があるような気がしてありがたい気持ちになってしまったりします。これを書いた人がもうこの世界に存在しないのに、書いたものが長い時を経ても残されているということが、価値を証明する。それと同時に、もう二度と内容が書き換えられることがないという不変性が普遍的な価値をもたらすのかもしれません。しかし、それはあまり現世利益的なありがたみではないようです。

2014/06/08 ふたご座18度  「中国語を話す二人の中国人」

2014/06/08 ふたご座18度  「中国語を話す二人の中国人」 Two Chinese men talking Chinese. 例えばアメリカで移民がふたり、母国語で話していたらアメリカ人にはその会話は理解できません。自分たちだけの共通言語での会話は、会話の内容が外部に漏れないということと同時に「オレたちに関わるな。邪魔するな。」と、あえて孤立を選ぶ意味も含まれ、それは目立つ行動でありつつ、部外者を排除する働きをします。 初対面の人や部外者には緊張して排他的になります。ふたりはそうして結界を張り、外部から影響をうけないように防御してるのです。家族や趣味の仲間との関係はとてもリラックスして打ち解けた雰囲気です。少数精鋭というむきかもしれません。

2014/06/07  ふたご座17度  「知力の頭に溶けていった健康の頭」

ふたご座17度  「知力の頭に溶けていった健康の頭」 The head of health dissolved into the head of mentality. 今日、あなたはどんな言葉を使いましたか? 若く活力にあふれた思考に、賢者の知恵が宿るとき。 16度で熱弁をふるって人を扇動していたひとが、ここでは自分がひとから影響を受けます。ひとを励ますことで、自分が力づけられ元気になるということがあります。言葉には人を動かす力があります。その人がいつもどんな言葉を使うかによって、その人と、その人を取り巻く周囲の人々の生き方は大きく変わってゆくのです。そんなふうに、この世界では、ひとりひとり、すべてのひとが影響を与え合って生きている。そして、その人の発する言葉が力を持つのは、言葉自体のパワーというよりも、それを使うひとの人間性と、そのひとのもつエネルギーが、言葉にならない意味として言葉を支えているからなのです。

2014/06/06  ふたご座16度  「熱弁する婦人参政運動家」

2014/06/06 ふたご座16度  「熱弁する婦人参政運動家」A woman suffragist haranguing. ひとがどうであろうと、私の理想はこうである!と、自分の意見を一方的に主張する強烈なインパクト。人々に熱く語りかけ、理性の壁をすり抜ける言語で心に呼びかけます。人のこころを熱気であおって影響を与える人です。情熱的に自分の意見を表明して、それにより人が変化することを期待します。アピール力とカリスマ性で多数のひとを魅了しますが、おしつけがましさも否めません。自分の言動でひとの人生に影響を与えたいと思えるのは、自分の考え方や生き方が正しいと、絶対的な自信を持っているからです。

2014/06/05 ふたご座15度  「会話をしている二人のオランダの子供」

ふたご座15度  「会話をしている二人のオランダの子供」Two Dutch children talking. 会話というコミュニケーションを、情緒的なものとしてより、純粋な知識な交換としてみる姿勢。  コミュニケーションについて突き詰めてゆくと、反対にコミュニケーションの相互理解の限界を知ることになります。そのことにより、自分の言葉が相手にどう伝わったか、どれだけ伝わったかということよりも、会話そのものを楽しむ、いろんなひととの交流を楽しむ境地に至る。それはユーモアに満ちた知的な交流の形に洗練されていく。 会話している二人のオランダのこどもは、しずまらない思考の内的会話、自己のうちにある葛藤の調整、とも読み取れます。

2014/06/04   ふたご座14度  「テレパシーでの会話」

ふたご座14度  「テレパシーでの会話」A conversation by telepathy. 真のコミュニケーション、価値観の違う人間同士が理解し合うことの困難さを意識します。ことばを超えて察し合い、互いに理解し合うために重要なことはなんだろうか。純粋な気持ちを伝えるための方法を模索する。言葉を過信せず、体験を言語化して伝えるための試行錯誤。万感の思いを一行の文章に込める、行間で語る、あえて言葉にしないで態度で示す、個と個の境界をすり抜けて交差する、真の心の交流にについて模索します。

2014/06/03 ふたご座13度  「ピアノを目の前にした偉大な音楽家 」

ふたご座13度  「ピアノを目の前にした偉大な音楽家 」A great musician at his piano. 天才は孤独なもの。彼はその才能ゆえに人々の理解の範疇から逸脱してしまう。誰にも理解されない孤独のかなしみと、賞賛への優越は同時に存在する。他者に理解を求めるのは無駄なこと。音楽家はただ自分の自信を他者に示すのだ。大衆の賞賛は個人の理解を超えたところにしか生まれないのだから。 べつに特別な才能の自負がなくったってそうですが、誰に認めてもらえなくても、たとえ誰にも自分を理解されなくても、自分はいつも自分の味方でいなくてはいけません。自分の性質や自分の話したことを、ちゃんと理解して、受け入れてくれている!と思っていたひとが、実はまったく理解してくれていなくて心底ガックリした経験があります。それが身近なひとだととてもショックだったりしますが、そこで負けてはいけないんです。自分はどうか?そもそも相互に理解し合える関係がどれほど存在するのでしょうか。むやみに理解を求めない。認められてたまるか!くらいの勢いで、ただただ自分を信じてやり通してゆくと、人は向こうから歩み寄ってくる。それはとても不思議な感じです。

2014/06/02 ふたご座12度  「生意気に自己主張する少女トプシー」

ふたご座12度  「生意気に自己主張する少女トプシー」A Topsy saucily asserting herself.」 トプシーは自分の権利のために戦う少女。生意気さは豊かな生命力の証。 置かれた環境に翻弄されても自分を見失わず、自由であろと自分の意思を押し出し主張する強さ。柔軟な感受性と勢い。 トプシーは新しい息吹。トプシーは孤立をおそれない。 「みんながそうだから」という、因習や慣習に迎合しない。 トプシーは黒人奴隷トムの受難の物語「アンクルトムの小屋」の登場人物。 虐げられた奴隷の立場から救われたにもかかわらず、恩人に減らず口をたたく反骨心、生命力にあふれたしたたかで生意気な少女です。受難に耐えるトムと対照的なキャラクターで、実のところトムの半身なのかもしれません。トプシーとトムはひとりの「奴隷」の別の側面。

2014/06/01  ふたご座11度  「体験における現実主義の新たな道」

2014/06/01  ふたご座11度  「体験における現実主義の新たな道」A new path of realism in experience. 物事はすべて具体的であればあるほどそれは現実的に見える。しかしそれは本当に真実だろうか。ここでは真実であるかどうかは関係ない。ただ新しいものに飛び込んで新しさを体験する。その理由は、ただ知らないものを知るためだけになされるのだ。 Realismはフィクションをリアルに見せる。ひとりひとり、個人の違いに焦点をあてて、個人的な日常の暮らしにあらわれる小さなクセのひとつひとつに、そのこまかさの中に入り込むほど、人間像のリアルさは密度を増すのものである。しかし、反対にそのひとをそのひとたらしめる本質からはどんどん遠く離れていく。